宇治上神社 Ujigami Shrine

世界文化遺産 「古都京都の文化財」(1994年12月)

祭神

応神(おうじん)天皇とその皇子菟道稚郎子(うじのわけいらつこ)及び兄の仁徳(にんとく)天皇

解説板補足

 「莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)」の邸宅(宮)跡。皇子の亡くなった後、邸宅跡にその霊を祭ったのが両神社の起こりと言われてます。 応仁天皇の離宮であったともいわれ、 「離宮明神」「離宮社」「離宮八幡」などとよばれていました。 《縁起詳細》
 藤原氏が平等院を建立後、その鎮守社として興隆を極めるようになる。 宇治神社二座のうちの上の社である宇治上神社の、三殿から成る檜皮葺きの屋根で覆われた本殿(国宝)は、平安時代後期に 建てられ、現存するわが国最古の神社建築。拝殿(国宝)は鎌倉初頭のもので、寝殿造り。

 境内にはその他、鎌倉時代に建てられた摂社春日神社(鎌倉時代・重文)や、稲荷社などがある。「桐原水」は宇治七名水最後のひとつで 小屋に囲われ大切に保存されている。

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〒611-0021  宇治市宇治山田59

JR宇治駅下車徒歩15分
京阪宇治駅下車徒歩で10分
9時〜16時30分(冬期は16時まで)

 宇治上神社写真と詳解