東大寺梵鐘(国宝) 奈良時代

 

 この梵鐘は天平勝宝四年(752)大仏鋳造のときに造顕され、雄大な金銅の梵鐘で日本名鐘の一つである。ことに竜頭と鐘座には天平の文禄があざやかに残っている。

総高  3.853m
直径  2.708m
重量 26.364t

 

     

 梵鐘は竜頭部の破損により一般に鳴らすことをやめ、東大寺の法会と毎日午後8時と大晦日の除夜に打ち鳴らすことになっている。

(東大寺解説板より)

右は梵鐘内部