識名園(しきなえん) 国指定史跡

 琉球王家別邸の庭園。冊封使(さっぽうし)など海外からの使者をもてなすため十八世紀ごろに造られた琉球王国最大の庭園。首里城の南にあることから南苑( なんえん)とも呼ばれた。日本の造園形式を主体に中国様式の手法も取り入れた庭園で、面積は、約2万3300平方m。