世界遺産 金剛峯寺(伽藍地区)

世界遺産-紀伊山地の霊場と参詣道・・・高野山

Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range (2004)
  高野山 ・・・ 弘法大師空海が開いた真言密教の霊場 63.1ヘクタール
   
   壇上伽藍、大伽藍と呼称される高野山金剛峯寺伽藍地区は、全体が世界遺産であり国の史跡でもあるのですが、世界遺産登録建造物は2件。金剛峯寺山王院本殿、及び、金剛峯寺不動堂。

*

国宝 不動堂は正面から見ると鳥が羽ばたいているような美しい形だ。後ろは大塔。

*

 

金剛峯寺不動堂

金剛峯寺山王院本殿

金剛峯寺不動堂
 国宝 昭和27年3月29日指定

 言い伝えによれば建久八年(1197)鳥羽天皇の皇女院の御願により行勝上人がこの堂を建てたということである。鎌倉時代の和様建築であって、それ以前の住宅建築の様式を仏堂建築に応用したものである。正確な建築年代は不明であるが、仏壇の勾欄や羽目板の格狭間の形などから、鎌倉時代後期と考えられる。
 内陣の後ろに仏壇があり、来迦柱の間に板壁をつける。屋根の勾配のゆるい桧皮葺で、平安時代の寝殿造の面影をのこす。    (総本山 金剛峯寺)

本尊 不動明王
 鳥羽院皇女院の発願により建久九年(1189)建立され平安朝住宅様式をもつ堂。もとは一心院谷にあったが明治43年(1910)国宝建造物修理の際現在地に移される。   (不動堂柱の説明書き)

補足
 時代背景。建久3年(1192) 源頼朝が征夷大将軍になり鎌倉幕府を開く。建久9年(1198) 後鳥羽天皇が土御門天皇に譲位し院政をしく。鳥羽天皇の皇女は八條女院。
 元あった場所一心院谷には、現在も金輪塔(きんりんとう・1100年前後に最初の創建がなされた二層の多宝塔)が建っている。高野山山内バス『一心口』前。

 不動堂内には、運慶作の八大童子像と、本尊不動明王坐像が祀られていた須弥壇や来迎壁の他、現存する最古の襖を見ることができます。現在、本尊は霊宝館に収蔵されています。

  御社(みやしろ)

 山王院本殿(さんのいんほんでん)の登録名で重要文化財 
 山王院本殿3棟(附:鳥居及び透塀)〔昭和40年5月29日指定〕

 空海が弘仁10年(819年)5月3日に山麓の天野社から地主神として勧請し、高野山の鎮守とされました。社殿は三つあり、一宮は丹生(にう)明神、二宮は高野明神、三宮は十二王子・百二十伴神がまつられています。

 丹生、高野明神社の構造形式は一間社(正面側面とも一間)春日造で、総社は三間社流見世棚造(さんげんしゃながれみせだなづくり)、どちらも檜皮葺(ひわだぶき)。現在の社殿は文禄3年(1594年)の再建。

高野山山内バス『金堂前』

*

photo menu photo menu

世界遺産登録施設の解説と写真

photo menu photo menu

−−− ・ (C)  世界遺産info ・ All Rights Reserved ・ −−−

世界遺産 info

リンクフリー
バナー →