世界遺産 高野山町石道

世界遺産-紀伊山地の霊場と参詣道
Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range (2004)
高野山町石道(こうやさんちょういしみち)

 高野山参詣の表参道。町石(ちょういし)は、1から180まであり、1町石は高野山壇上伽藍の伽藍中門の横、180町石は九度山の慈尊院(世界遺産)と丹生官省符神社(世界遺産)を結ぶ階段の途中にあります。

(写真上)高野山大門前町石道 (写真下)町石

1町石〜大門〜矢立〜笠木峠〜二つ鳥居(世界遺産・丹生都比売神社はここで町石道を少し外れます。ぜひ、寄り道をして下さい)〜もとの町石道に戻って古峠〜六本杉峠〜雨引山分岐〜丹生官省符神社〜慈尊院裏手に180町石。

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 『鎌倉時代の文永2年(1265年)頃に遍照光院の覚きょう上人が石造の町卒塔婆建立を発願し、20年の歳月をかけて弘安8年(1285年)に完成した。現在でもその8割以上にあたる150本の石柱が建立当時のまま残っている。(wikipedia)』 それ以前は木の卒塔婆だったようです。

 山上の高野山金剛峰寺大伽藍(伽藍中門近くの道沿い)を起点に、弘法大師母公の寺慈尊院(世界遺産)に至る山道に180町石(約22km、町石道として世界遺産に登録)と大伽藍愛染堂前から奥の院弘法大師御廟に至る道に36町石(1里・約4km)。1町(約109m)ごとに卒塔婆(そとば)形の石柱町石、36町(1里)ごとに里石(りいし)が4基立てられています。
 町石には大伽藍からの距離(町数)と胎蔵界180尊( 登山道)金剛界36尊(山上道)の梵字が彫られているということです。

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その他の町石の写真

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