法隆寺 西円堂

法隆寺西円堂 ほうりゅうじさいえんどう

1棟 国宝 附指定 旧小屋組心束1本 棟札2枚  鎌倉前期1250年(建長2 )
八角円堂、一重、本瓦葺
1901.03.27(明治34.03.27) 重要文化財指定
1955.02.02(昭和30.02.02) 国宝指定

 夢殿と同じ正八角形の法隆寺の西円堂。奈良時代に光明皇后の母・県犬養橘三千代(橘夫人)の発願によって行基菩薩が建立したと伝えられている (718年、養老2年)。現存のお堂は鎌倉時代1250年(建長2年)建立されたもので国宝。堂内に安置されている本尊薬師如来座像は奈良時代の創建当時のもの。日本最古最大像高約2メートル半の坐像(丈六大仏)は、漆と布を主として用い中を空洞とする脱空乾漆像。お堂の裏側には賓頭盧(びんずる)さまが祀られているそうです。右うしろに見えているのは鐘楼で今でも 午前8時から午後4時迄の2時間おきに1日5回時刻の数だけ鐘がつかれる。『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』。有名な正岡子規の句に詠まれた鐘の音はここ西円堂の鐘の音だそうです。知らなかったでしょう。

2月1日〜3日(午後1時・午後5時) 西円堂修二会
2月3日(午後7時) 西円堂鬼追式(追儺式)
10月8日(午前10時半) 西円堂奉納鏡奉納転読法要・西円堂薬師護摩

引用文献 『文化庁国指定文化財等データベース』 『法隆寺のHP』

 
法隆寺諸堂の写真と解説 《法隆寺境内図
上宮王院夢殿 絵殿と舎利殿(上宮王院) 礼殿 (上宮王院) 東院鐘楼
東大門(中の門) 聖霊院(納経所) 鐘楼 網封蔵(こうふうぞう)
南大門 中門 百済観音堂 東室
五重塔 大講堂 金堂 廻廊
三経院と西室 西室と西室の門 西円堂 大垣
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