法隆寺
(国宝、世界文化遺産) 

Horyuji(Nara Japan)
UNESCO as part of the World Heritage

 

 飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築群 。日本で最初の世界文化遺産
「法隆寺地域の仏教建造物」

聖徳宗総本山

一曰 以和爲貴 (和を以て貴しとなす)
二曰 篤敬三寳 三寳者仏法僧也 (篤く三宝『仏・法・僧』を敬え)
聖徳太子の教え(聖徳太子十七条憲法より)


(参拝券半券)

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺
拝観時間
 午前8時から午後5時
(11/4〜2/21午後4時30分)
夢殿本尊特別開扉
 秋季10月22日〜11月22日
 春季 4月11日〜5月18日

   
史跡 法隆寺境内

 法隆寺は聖徳太子の創立。およそ1,400年の伝統をもつ大伽藍である。
 金堂、塔を中心とする西院伽藍は、よく上代寺院の相貌を伝え、わが国現存最古の寺院建築として、極めて価値が高い。その寺地は天平19年の古寺資材帳に「方一百丈」とあり、また鎌倉時代の古今目録抄などによれば、現地域とほぼ合致している。
 夢殿を中心とする東院伽藍は、天平11年行信により聖徳太子の斑鳩宮故地に創立されたが、天平宝宇5年の東院資材帳に示される寺域は、現東院境内に現中宮寺をあわせた地域とみられる。
 すなわち東西両院をふくむ、法隆寺伽藍の全域は、わが国上代寺院史上各種の重要資料を内包し、また斑鳩宮跡、若草伽藍などの重要遺跡をもあわせて、その歴史的並びに宗教的価値はきわめて高いものである。
縁起
 用明天皇が自分の病気が治ることを祈って寺と仏像を造ることを願ったが叶わず、その遺願をついで推古天皇と聖徳太子が607年に寺と本尊の薬師如来を造られた。
 広大な境内には、飛鳥時代を始めとする各時代の建築物と宝物類、国宝、重要文化財 約190件、2300余点
 1993年12月 ユネスコ世界文化遺産に日本で初めて登録される。

慶長年間(17世紀初頭)に豊臣秀頼による修理。

元禄の大修理 元禄7年(1694年)
江戸で出開帳を勧進、五代将軍綱吉と生母桂昌院の上覧を受け、大規模な解体修理を行う。

法隆寺昭和大修理
 昭和9年東大門から開始され、西円堂、大講堂、東院舎利殿及絵殿、伝法堂などが次々と解体修理される。西院の金堂と五重塔は、太平洋戦争中に開始、戦時下も敗戦後も継続される。(五重塔は昭和16年開始、27年竣工。金堂の解体は昭和20年から、復興工事は昭和24年から開始、同29年竣工)。

 明治政府の廃仏毀釈により寺の維持が困難となり、1878年(明治11年)に聖徳太子画像(唐本御影)をはじめとする300件余の宝物を当時の皇室に献納、金一万円を下賜された。これらの宝物は「法隆寺献納宝物」と呼ばれ、その大部分は東京国立博物館の法隆寺宝物館に保管されている。

引用文献   『wikipedia』

法隆寺年中行事

 

法隆寺諸堂の写真と解説 目次 《法隆寺境内図
上宮王院夢殿 絵殿と舎利殿(上宮王院) 礼殿 (上宮王院) 東院鐘楼
東大門(中の門) 聖霊院(納経所) 鐘楼 網封蔵(こうふうぞう)
南大門 中門 百済観音堂 大垣
五重塔 大講堂 金堂 廻廊
三経院と西室 西室と西室の門 西円堂 東室
 

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