平城宮

世界遺産-古都奈良の文化財

世界遺産「古都奈良の文化財」
平城宮跡(へいじょうきゅうせき)

交通=近鉄西大寺駅・新大宮駅下車

 奈良市西郊外に広がる平城京は710年(和銅3)飛鳥の藤原京から遷都、784年の長岡京遷都にいたるまでの奈良時代の都です。平城宮は平城京に築かれた宮城で、東西1、3km、南北1km。1959年から発掘調査が続けられています。平城宮跡には東院庭園、朱雀門がそれぞれ復原され、平城宮跡資料館、遺構展示館などが設けられています。
平城宮跡資料館 奈良文化財研究所の施設
これまでの発掘調査・研究の成果をもとに、出土品や模型によって、8世紀の平城宮の姿をわかりやすく展示しています。
入場料・駐車料金 無料。
開館時間 9:00〜16:30(入場は16:00まで)
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)年末年始

遺構展示館
発掘された建物の遺構をそのまま保存し公開しています。

朱雀門(すざくもん)
(復元工事は1991年から始まり、1997年に完成。)
平城宮の正門で間口約25m、奥行約10m、高さは基壇ともで約22m。二層の瓦屋根をもつ。発掘調査の結果だけを唯一の手がかりに推理、設計されたそうです。

東院庭園
平城宮跡から発見された天平時代の庭園を再現したもの。遺構そのものは保護のため土に埋められその上に再現されました。

朱雀門と東院庭園の復原を祝って、1998年4月には、復原記念事業「平城京'98」が開催されました。

 平城宮 朱雀門写真