夕暮れに静かに佇む東求堂(とうぐどう)
国宝
一層入母屋造り檜皮葺
東山殿造営当時の遺構で、足利義政公の持仏堂(阿弥陀如来を祀る阿弥陀堂)。現存する日本最古の書院造り。 堂内の四畳半の間は同仁斎(どうじんさい)と呼ばれ、草庵茶室の源流であり、四畳半間取りの始まりと言われている。
月待山を背景に広がる庭園は、回遊式池泉庭園の発祥とされ、の角度からでも観賞できる四方正面の庭。庭の中心を占める錦鏡池には、七つの石橋、四つの浮石をはじめ日本各地より集めた名石が配置されている。