雲中供養菩薩像 (51躯が国宝)
 制作年は不明 1134年(長承3)にはすでにあったと記録にある。
 極楽浄土に在って雲に乗り、阿弥陀如来に対して音楽や花、香、天蓋、幡(ばん・はたの事)を供養し、合掌して敬い、舞い、踊り、讃嘆する52躯の群像。 28躯が楽器をもつ。(52躯中51躯だけが国宝なのは一躯が国宝指定後に発見された為、頭の硬いお役所が追加を認めないからだそうだ。)
 像にある墨書きに「金剛薩」「金剛光(ぼさつ)」「愛(金剛愛菩薩)」などとあり、密教の金剛界曼荼羅にあらわれる菩薩であることから、浄土信仰に密教思想が加わっていると推測される。
 内陣は撮影禁止の為、写真は表から写した建物の写真にたまたま写っていた展示用模型の影。本物は宝物館で見ることが出来る。